2010年 06月 09日
◆ミステリーな体験 福岡県宮若市にて
宮若市まで打ち合わせに行ってきました!
夏期講習会の最大企画、
受験生・勉強合宿」の事前すり合わせです。
昨夏に引き続き、今年の夏もスコーレ若宮をお借りして、あすなろ伸学舎のメンバーとの合同合宿という形で実施します。日程は、お盆前の8月10日から12日までの2泊3日。
●ご参考まで(2009年受験生合宿写真集) http://chikushin.exblog.jp/10885603/
昨年初めて、ここを合宿会場として使わせてもらったのですが、実は、昨年の合宿最終日に、1年後(つまり今年)の合宿予約を入れておいたんです。それくらい、一発で気に入りました。
合宿に最適な環境が整ってますし、スタッフの方も親切、おまけに(といってはなんですが)食事がとっても美味しい!特に夕食の豪華さには、生徒たちも大満足の様子でした。
今日は3日間の流れ、予定人数、使用する研修室、宿泊室、食事のメニュー、経費の見積もり、往復の貸切バスのことなど、とりあえずの大枠を決めてきました。
それと、昨年の経験から、今年は夜食として、おにぎりを出してもらうことになりました。
これで夜中に「先生!腹減った・・」と言いに来る生徒は少なくなるかな、と(^^;
合宿のしおり作り、
そろそろ始めなきゃ・・
さてさて。
今朝のお仕事は、そんな感じだったのです、
が、昨年からずっと気になってた「ある場所」が合宿所の近くにありまして・・・
今日、念願叶って、
お仕事ついでに?見てきちゃいました!
その場所とは、国指定遺跡に登録されている竹原古墳です。
竹原古墳は、石室内部に朱雀や龍などの壁画が描かれている装飾古墳。北部九州が大陸文化の影響を色濃く受けていたことを証明する装飾古墳の代表格です。
それもこの竹原古墳は、奈良の高松塚古墳やキトラ古墳といった超有名なものより、なんと1世紀も古いと想定されているのですから驚きです。
昨年のちょうど今頃だったでしょうか、
「竹原古墳は石室内の壁画が生で見れる!」と知りました。それ以来ずっと、一回行ってみたい!と思っていたのですが、機会に恵まれず、今日に至ったというわけです。
高速の若宮インターを下りて時計を見ると、
かなり早く着きそうだったので、
実は先に竹原古墳に寄り道、それからスコーレに向かいました(^^;
ここからは、詳しめに書いておきます。
誰かの参考になるかもしれませんので。
スコーレ若宮へと向かう道(30号線)の途中、新幹線手前の信号を右に入り、車で数分行くと竹原古墳に無事到着。ルートを迷う心配はないと思います。案内看板が出てます。
5台分くらいの駐車スペースがあり、その横に事務所みたいな建物があります。
「受付」と書かれたその小さな事務所に出向き、「竹原古墳を見にきました!」とあいさつに行くと、
受付係のおばあちゃんが奥の方からビックリしたような顔で出てこられて、
「はい、コレ使って」とカギとラジカセを手渡されました。
・・・入口のドアをこのカギで開けてください。
壁画については、このラジカセに説明テープが入ってます、とのこと・・・
竹原古墳は、国指定遺跡であるにもかかわらず、ですよ、
カギを渡されて、「あとはご自由にどうぞ!」的なこの対応に、私の方が唖然としちゃいました。
何といいましょうか、セルフサービス的と言いますか、飲み放題+バイキング形式と言いますか・・、そんな無防備であっけらかんとしたおばあちゃんの態度に拍子抜けです(苦笑)
竹原古墳には、その成り立ちも含め、いくつかのミステリーがありますが、
この受付時に淡々とすすむ受付係と来訪者とのやりとり(カギとラジカセ、そしてご丁寧に¥210の領収書の受け渡しまであります)こそが、最大のミステリーかもしれませんぞ・・
なんか腑に落ちない感じで首をかしげながら、カギとラジカセを持って看板のある階段へ。すると階段の手前で気づきます。
「神社!神社と古墳のセット?!」
登ってみると、小さな社があり、諏訪大明神とありました。小高い丘の上はミステリアスな雰囲気が漂ってました。神社のすぐ横にくっつくように古墳があるのですから不思議です。
古墳はお墓でしょ、
寺ならまだしも神社と古墳とは...日本らしい(^^;
ま、そんなことをアレコレ考えたりもしながら、竹原古墳の石室内部へと入る小屋の前に立ちます。
貸してもらったカギの出番。
ちょっと緊張しました。
ドアを開けて中に入りました。
すると、そこは小部屋になっていて、正面にまたドアがあります。
そのドアも開けてさらに進むと、またそこは部屋になっており、正面に壁画の説明が大きく描かれています。その部屋の右下に、腰くらいの高さの小さなドアがあり、そこからかがんで、いよいよ石室へと入ります。ここからは撮影禁止です。
横穴式石室へとつながる狭い空間に入りました!!とても狭くて、せいぜい3人くらいしか入れません。中は結構ひんやりしています。タオルが置いてあり、それでガラスについた露を拭くと、正面にきれいに色付けされた壁画が見えます。
描かれてる意味はわかりませんが、
生まれて初めて生で見た古代の壁画に興奮。
しばらくして、貸し出されたラジカセのことを思い出し、壁画の説明を聞こうとしましたが、いくらボタンを押してもテープは回らず、もちろん音もでません(*・・) ....
それはともかくとして。
あんなにきれいな状態の壁画を、窓ガラス越しではありますが推定4メートルくらいの近距離で見れたのですから、そりゃ歴史好きにはたまりません。これぞロマンって感じです(笑)
下の写真は、手前の部屋にある説明板を撮ったものです。本物は撮影禁止。
何事も「百聞は一見にしかず」ですね。
竹原古墳、みなさんも行ってみられてはいかがですか。
http://www.city.miyawaka.lg.jp/hp/page000000800/hpg000000749.htm
それでは。
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追記:その帰り道、筑紫野に向かう途中で、スカイ宇美校に立ち寄らせていただきました。
井上塾長、野田先生、安部先生、(藤本先生は今日お休み)ありがとうございました!
食通の野田くん!報告ヨロシクです(笑)写真入りのブログ記事ありがとう(^^: ではまた。
http://blog.sky-umi.com/201006/index.html