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歴史を学ぶ意味。

最近、なぜか歴史ネタが多くなってますが、今日もそのテーマ。
歴史上の人物について、どう位置づけ、どう評価するかというお話をしようかな。

一般的に、自分のイメージと違うその人の一面を発見したとき、人は良くも悪くも衝撃を受ける、そういうものではないかと思います。これは、今の自分の生活に置き換えてみても、わかることですよね。例えば、家族、親戚、友人、恋人、先輩や後輩、等々・・・

034.gif歴史を学ぶことも同じで、ここにおもしろみがある。
「その人物の近くに、自分がいるつもりになって、自分なりの価値観でその人を見てみたい」ということでしょうか。


私が歴史好きになったルーツを振り返ってみれば、
きっかけは、小学生の頃、家にたくさん並んでいた[短編の伝記集]に始まると思っています。

その本は、同じ頃に生きていた人物が、1冊に3人ずつ登場。例えば、「西郷隆盛・勝海舟・大久保利通」みたいな感じで、1冊になっていました。
子ども心におもしろい!と思ったんでしょうね、あまり本を読まなかった私が、伝記には、はまってましたから。どんなところに、歴史のおもしろさを感じていたかをお話しますね。

それは、こういうことです。
061.gif例えば、西郷の伝記には、西郷が英雄として描かれ、大久保には西郷の気持ちが通じなかったとか、勝海舟は西郷の器の大きさに敬服し、城を明け渡すことになったとか、そういう感じで表現されているのに、その一方で、
勝海舟の伝記には、幕臣の勝は、江戸城無血開城を成し遂げ、薩摩との和睦を果たし、徳川家を守った英雄...として描かれている。
また、大久保の伝記には、大久保は日本の近代化を進めた第一人者だったが、悲劇の最期となった...と描かれている、この一種の矛盾みたいなところに興味を持ったんですよね。

「どっちやねん?どっちがいい人やねん?どっちがすごいねん?ま、僕はこっちがすごいと思うけど・・・他の人は、どう思ってるんかな、他の伝記、読んでみよ!」

こういう感じで、さらに伝記を読んだり、マンガを読んだり、時代劇や歴史アニメを見たりしているうちに、新しい発見があったり、自分のそれまでの考えを修正したりしていたわけですね。

たかが一人の小学生がどのようなイメージを持ったとしても、歴史は変わらないし、偉人たちは、後世にその名を残してるわけですから(そうじゃない人もいますが)、みんなすごいんですけどね...白黒つけたがる性格が強かったらしいので、自分なりの評価をすることに興味をもったということだと思います。

えっ、おもしろくないですか(笑)

では、もうちょっと具体例をば。例えばですね、
社会科の勉強では、蘇我氏が悪玉で、中大兄皇子はその悪をやっつけた正義の味方・・・というような偏った捉え方になってしまっているのは、私的にはちょっと残念であったりするわけです。他にもあるでしょ、そうですね、田沼意次と松平定信とか、源頼朝と義経兄弟の話だったり、足利尊氏と後醍醐天皇だったり。最近話題のレッドクリフ(曹操と劉備)もそうです。

006.gif固定観念的に決めつけてしまわずに、違った角度から焦点をあてて、捉えなおしてみることも、歴史の学習の大事な視点ですね。情報が多い世の中ですから、ある一面だけを見て、それが全てだと思わないこと、これはとても大切なことです。歴史の学習の意味は、こういうモノの見方を学ぶ意味があると思います。

「木を見て森を見ず」、また逆に「森を見て木を見ず」とならないように、客観的に物事をみながら、自分の意見をもつことを、子どもたちに伝えていきたいと思ってます。
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by ch-imai | 2009-04-28 14:10 | imaism