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ポピュリズム

20年前、大学の進路を選ぶとき、
歴史をとるか、社会学をとるか、はたまた教師になる道を選ぶのか、迷った経験がある。
結局、「学校の社会科の先生になれる道」を選んだ。
もちろん、そのときは、今の仕事(塾の先生)ということなんて、全く頭になかった。

歴史学は、「過去」に起こった事実(史実)を元に研究する学問であるが、
一方、社会学は、「現在」、この世の中で起こっている現象を分析していく学問である。
この両者、過去と現在の違いはあれど、結構近いジャンルになると思う。過去の延長線上に現在があるのだから。

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少し話は変わるが、子どもたちを教えていると、気づくことがある。

それは、社会科が本当に好きで得意な子どもは(点数が取れるということと、その教科の勉強が好きということは、完全には一致しない)、社会という教科の勉強を、ただの丸暗記教科だとは決して考えていない。必ず、自分なりに「原因と結果」を関連づけようとする。「仮説」を立ててみたりするのも好きだ。そして「裏側」を知りたがる。そういう共通点がある。自分も学生時代はこんな感じだったのかな・・・と、心の中でひそかに思ったりして、おかしくなったりすることもある。要するに、何でもそうだが、楽しいとか、おもしろいとか、そういうふうに思えるかどうかなんでしょ!ということなのか。。。

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さて。社会学の分野では、世の中の変化にともない、次々に新しい言葉が誕生するのは、
当然のことであるのだが、最近は、それがカタカナ言語であることが非常に多い。
言葉は時代を映す。言葉が時代を作る、と言ってもいいだろう。

総選挙後、「ポピュリズム」という言葉をよく聞く。

今回の選挙は、ポピュリズム選挙だったのか、どうなのか。
さらに言えば、今までの選挙は、ポピュリズム選挙ではなかったのか、どうなのか。
ポピュリズムは、いけないことなのか。
日本国民は、バランス感覚を失ったのか。
もしそうだとしても、国の行方を決める主権者は、国民一人ひとりではないのか・・・。

今の時代、特に、流されやすい時代だからこそ、情報リテラシーが必要なのである。
多くの学者やジャーナリストの主張に対して、批判的精神を持ちつつも、それを受け入れたり、また反論したりしながら、自分なりの意見を持つことが大切ではないかと思う。

・・・と、今日は、新聞コラム風に書いてみました(笑)

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001.gifでは、最後に、私の意見も一言。

小泉内閣が誕生したとき、自民党は既に保守政党ではなくなったんじゃないでしょうか。
従来の「保守系与党vs改革派野党」という図式は崩れたのだと思います。
だって、小泉さんは、自分の党をぶっ壊すと言ってたんですから。
自民党も、民主党も、「改革!」と声高に叫ぶ今、有権者は、「それなら新しい方の改革に乗っちゃおうかな」と考えたのではないでしょうか。
その雰囲気をいつのまにか作り上げたマスコミと民主党の勝利だったのかもしれませんね。
そうです、まさに、それがポピュリズムなわけなんですよね。


ま、そんなことを考えたりする今日この頃です。


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by ch-imai | 2009-09-04 14:49 | imaism