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◆社会科の受験勉強に関して

社会科は、決して丸暗記教科ではありません。
スピード感よく、ドンドン解き進めるという一昔前の印象は消えつつあります。

034.gif近年、一問一答形式で知識量を問う出題は極めて少なくなってきており、特に地理分野において、その傾向が顕著になっています。8割以上のハイスコアを出すためには「その場で考え、粘り強く丁寧に解くチカラ」も間違いなく必要であり、これはつまり、単なる知識量を見るのではなく、知識を活用するチカラを試されている表れであるとも言えます。

●下は、実際の学力診断テストの一部(地理分野:大問3と4)です。≪2009年10月実施≫
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060.gifどうでしょうか。

資料問題(図や表・グラフ)が多く、一問一問に時間がかかりそうでしょ。そのとおり!社会という教科は、解くのに時間がかかる「めんどくさい教科」に変身しているのです。

ただ、ですね。一見、難しそうに見えるこういった問題も、一つずつ丁寧に解きほぐしていけば、見た目ほど難しくない場合が多いんですよね。
例えば、上の大問3の問5(グラフの読み取り問題)は、そのグラフを見れば「そうなっとうやん!」という問題なわけでして...教科的な知識は全く必要としていません。グラフの隅々に目をやり、データを正確にみるだけで解けてしまう、実は易しい問題なのです。

こういう類の問題に対する拒否反応や漠然とした抵抗感をなくすためにも、今年は私の方でも意識して早めに鍛えていこうと考えています。
また、苦手意識を持ち始めているかな?という生徒には、一人ずつ声をかけて、社会科に対する意識改革を先週から始めました。「実際、これまでうまくやってこれたし、高得点が取れてきたのに・・・なぜ?」と迷い始めている生徒のフォローアップです。
得意だと信じていた教科で点が取れない・・・という状況は、もちろん本人が一番辛いのですが、これは私の経験上で言わせていただくと、社会科の勉強を丸暗記の知識量でカバーしてきた生徒に見られる悪い共通点(癖)なんですよね。

極論を言えば、これまではそれでもよかったんです。013.gif
定期試験もそれで高得点が取れました。「これまでの社会科のテスト」は、単なる丸暗記でカバーできるテストだった・・とも言えます。
それも直前の数日間で詰め込めるだけ詰め込むというような。。
しかし、相手が入試問題やこのような形の模試となれば、そのやり方では歯が立たないことはお分かりいただけるでしょう。

過去の成功体験が邪魔をしていて、現在求められているものとのズレを矯正できない...とでも言いましょうか、これまでうまくやってこれたが故に、その考え方や手法に縛られてしまっている...と言ってもいいですね。「同じやり方でやれば、きっと次もうまくいくはず・・」と思うのは、子どもたちに限らず、人間誰しもよくあることですから。


ところがどっこい。
これまでと今回とでは「相手」が違うんです。一言で言えば、質の違い。
045.gif相手を知ること。何事においても、これは大切です。
受験生にとって、その「相手」とは、定期テストから「入試問題」へと移すべきタイミングに入ってきていると言えるでしょう。したがって、自分を相手(入試問題)に合わせ、フィットさせていく柔軟さとしたたかさを持つことも必要になってきます。
そして、気づくのが早ければ早いほど、矯正できる可能性も高まります。


プライドを尊重しつつ、うまく軌道修正していきますのでご心配なく。
そのあたり、お任せください。

それでは。


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by ch-imai | 2009-10-21 18:27 | ちくしんドキュメント