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◆チョッカン

(先月の塾報から抜粋)
受験生に必要な「直観力」

二学期も終盤に差し掛かり、いよいよ来期の受験シーズンが迫ってきました。テストを重ねるごとに、受験生は自分の進学や成績に関して真剣に話し合ったり相談に来たりする姿が多く見られるようになってきました。

さて、今回は、受験生が合格を勝ち取っていくために必要なチカラの一つ、「本番での直観力」についてお話したいと思います。勘や感覚に頼っているようではいつまで経っても正答率が上がってきません。「直感」と「直観」ではかなり精度も性質も違うものです。

直感とは瞬間的に感じ取るという意味合いですが、直観とは瞬時に真理を見抜くという意味であり、この「直観力」は訓練された土台の上に養われる能力です。

受験生には経験に裏付けされた直観力が必要であり、そのためには多くの問題に当たって判断力を磨き、さらに、特に上位レベル校においては、問題作成者の意図を推し測れるくらいの洞察力をも求められます。

これは何も勉強だけに限らず、どんなことにも当てはまることではないでしょうか。

スポーツにおいても大舞台でチカラを発揮できる人は、過去の様々な経験や学習を基に、瞬時に幾つかの判断を下し自分の最良のパフォーマンスを出し切ります。

たまたまラッキーで出来たのではありません。地道で地味な積み重ねが結果的に運を引き寄せたのです。後からそのプレーに関して、他者から説明を求められても、自分でもなかなか説明できないようなビッグプレーが生まれた、そういうシーンにおいては、何か時間が止まったような、そして何か天から舞い降りてきたかのような「直観力」がその人に働いているのではないでしょうか。

入試という大舞台で、持っているチカラを、いえ、もしかするとそれ以上のチカラを発揮できる状態にするためには、過去の点数や偏差値には現れていない、秘めたる自信が必要に感じます。その絶対条件が勉強量であり、そこから生まれてきた「直観力」ならば、自分を信じる根拠にも為り得るのではないか、と、私は思います。

by ch-imai | 2011-12-12 17:01 | ちくしんドキュメント