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◆思い出に変わるとき



今年の夏、お盆の帰省中のことです。




ひとつの出来事がありました。

長い間、心の内にひっかかっていた、
しこりのようなものが取れたような気がしています。


今日はそのときの話をさせてください。







合宿終了直後に高熱が出て、
病み上がりで故郷(兵庫)に帰省したのですが、

帰ったら帰ったで待ってくれてる悪友たち(笑)


ゴルフに行ったり、飲み会があったり、
そして先輩の塾に見学に行ったりと、
毎度のことながら慌ただしく過ごしていたのですが、


その合い間に、ある場所を訪れました。



思い出の場所というには少し違和感がありますので、ある場所としておきます。





大人になったらいつかと思い続けてましたが、
父が亡くなってからいろいろありすぎて、
父方の親戚づきあいも疎遠になり、足が遠のいてました。


私がそこに最後に行ったのは、
たしか小4ぐらいのときだったでしょうか。


もう35年も前のことか...


その年月を数えてみたとき、自分でも少し驚くほどの時間でした。
それぐらいの年月を要したことになります。




風化して消え去りそうな記憶なのに、
消えてしまってもいいとさえ思っていたのに、

それをさせなかった何かが、私の心の奥底にずっとありました。






久しぶりに神戸電鉄に乗り、
通学路などの懐かしい風景を眺めながら、


オレも父と同じ年齢になったのか...


あの頃を振り返りながらそんなことを思ってました。


小野から約20分、三木上の丸駅で降り、
幼少の記憶を辿って歩いていくと三木城に到着。

※三木合戦、豊臣秀吉vs別所長治のあの三木城






その城址の横の坂道沿いに、かつて、父の実家はありました。


父方のお祖父ちゃんお祖母ちゃんの家ですが、
複雑な家庭事情があり、ほんの数回しか行ってません。

いとこも大勢いましたが、覚えていません。



その場所は私には居心地のいいものではなく、
(案外、弟もそうだったかもしれません)
家族でも友人でもないビミョーな雰囲気に馴染めませんでした。



子どもながらに感じた寂しさや疎外感、

そんな不安定さから逃れるために、
そして、そんな気持ちを悟られないために、
近くのお城で遊ぶという選択肢しかありませんでした。






そんなことを思い出しながら、

城址周辺を上ったり下ったり、
30分ほど探し歩いてみたのですが、

あの場所、あの家は、見つけられませんでした。



たぶんここかな?と思った場所には、
カラフルな今風の家が建っていて、
庭先では若い親子が水遊びしていました。




でも、正直言えば、

内心ホっとしたのです。




もし、その地にそのまま父の生家があったとしたら、
そして伯父さんや叔母さん、いとこと出会ったなら、

そのとき、どんな行動を取るべきかを私は考えていませんでした。


いえ、正確に言えば、
結論を出せずにあの場所に向かいました。


おそらく訪ねる勇気はなく、素通りしたでしょう。


そんな気がします。






私が九州に行くことを決めたとき、
18歳のとき、それを躊躇なく選んだのは、

九州には家族の楽しい思い出があったことも少なからず影響しています。



父は大分を中心に小売店舗を展開したため、
その店舗の視察等を兼ねて、
家族でよく九州に来ていました。


好きな道を選んできた半生のように見えて、

こういう巡り合わせを運命というのかもしれませんね。





今年の夏のあの日、

幼い頃の記憶が塗り替えられました。


これまでの全てのことが、
思い出に変わったような気がしました。



心のリセットができた日、大事にしたいと思ってます。







とりとめのない文章になりましたがご容赦ください。


今回の記事は自分のために、
そして家族のために書きました(^^;




それでは。029.gif









by ch-imai | 2016-09-27 15:02 | imaism