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えらい人。

e0114015_13103835.jpg昨日の夕方。

高校生が質問を持ってきたので、その数学の問題と格闘していたときのこと。
やっぱり頼りになるのは参考書。高校参考書と言えば、いつの時代もチャート式。

そこで素晴らしい文章と出会いました。
結局、私はその問題、解けませんでしたが・・・

ご紹介しますね。
(何かを感じてほしいと思い、中3受験生にも話しました。)


えらい人。

ちょっと難しい質問をします。―― 君は、どういう人を「えらい人」だと思っていますか?勉強ができる人でしょうか。会社に入って出世する人でしょうか。才能があって有名になる人でしょうか。それとも、何かすごい発明をして歴史に名を残す人でしょうか。確かに、そういう人たちは、「えらい人」にちがいありません。でもそれは、偏差値の高い学校にはいったから、出世したから、有名になったから、歴史に名を残したから「えらい」のではありません。

たとえば、世界で活躍する有名なサッカー選手。彼は、決して有名になるためにサッカーをやっているのではありません。もっとサッカーがうまくなりたい・・・その思いが誰よりも強く、その結果、たまたま世界で活躍する有名な選手になったのです。飛行機を発明したライト兄弟は、決して、歴史に名を残そうとして飛行機の発明に成功したのではありません。むしろ、そう思っていたら成功しなかったかもしれません。彼らは、空をとんでみたい!という思いが誰より強かったから、飛行機を発明できたのです。

つまり、ある意味、‘結果’はそれほど重要ではないのです。成功した人が「えらい人」で、失敗した人は「えらくない人」ではないということです。問題は、あることを達成しようとする‘思い’、いってみれば‘熱’みたいなもので、その熱が人一倍強い人が、「えらい人」といえるのだと思います。熱がしっかり強ければ、行動は自然についてくるものです。

勉強や、受験に関しても、同じことが言えます。試験でいい点をとること、大学に合格することは、もちろん素敵なことです。でも、もっと大切なことは、こんどの試験では前回よりももっといい点をとりたい。あの大学に絶対入りたい。という思いをどれだけ強く抱き、どれだけ具体的に行動したか、ということです。

たとえば、ある大学を受験した2人、A君とB君がいたとします。A君にとってその大学は第1志望で、必死にがんばった結果は不合格。一方、B君にとってその大学はすべりどめにすぎず、結果はラクラク合格。えらいのはどっちか?―― 結局は合格したB君が「えらい」のではないか、と考えるのは思いちがいです。

本当の意味で「えらくなる」ということは、いい点数をとることでも、出世することでも、輝かしい成功事例を積み上げることでもありません。よりたくさんの人に感動や勇気を与え、それゆえに、よりたくさんの人に尊敬され愛される、そういう「素敵な大人」になることです。そして、そういう素敵な大人とは、たいてい、若い頃から何かに対する‘熱’を誰よりも強くもちつづけている人なのです。

勉強でも、スポーツでも、趣味でも、ジャンルは何でもよいから、10代のとき、そこにどれだけ熱くなれることができるか。今しかできないことを、今どこまでやれるか。
キミの場合は、どうだろう。
さあ、いっしょにがんばろう。 チャート式


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ちなみに私の実家、関西の方では、「えらい」という言葉は、「えらい頑張った」というような感じで使います。えらいは、偉い(=立派、優秀)という意味だけではなくて、「一生懸命」とか「がむしゃら」とか、そんな使い方もします。また、体が「しんどい」とき、「体がえらい・・」とも言うんですよ。
「えらい人というのは、しんどいことも、人一倍努力できる人のこと」を言うのかもしれませんね。

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by ch-imai | 2008-07-02 13:28 | ちくしんドキュメント