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全国模試の結果から(塾生成績についての一考察)

学習塾の生命線は、教務面。
〔生徒の点数=先生の指導力や総合的な力量を示す点数〕

自分の教科については、プロでなければならない。
プロは、「生徒の点数」という目に見える「結果」を出すことは当然であり、
結果以上の「感動」を与えられる存在であろうと努力することも当然である。


そこはシビアな目で見ていかなければなりませんし、
そうでないと、教える立場として、やりがいも生まれてきません。

うちには、アルバイト講師はいません。
大切なお子様をお預かりする立場ですから。先生と呼ばれる立場ですから。
先生全員が、高いプロ意識を持ち、教科指導・進路指導にあたっていくことが、
うちみたいな地域に生きる塾の使命だと考えています。


◆さて、一昨日。
冬休み最終日に実施した中学生の全国模試成績表が返却されてきました。

・まず、全員分のデータを見ます。
・教科ごとに、全国平均点と塾生の平均点を比べます。
・さらに、細かく比べていきます。
・偏差値60以上の割合や偏差値40未満の割合を調べたりします。
・この試験の「質」、つまり受験者数やその学力層、テスト問題の難易度等から判断します。
・新入塾生と前からいる生徒との成績面での比較をします。
・これらを客観的な事実として、次にどう活かしていくかを考えます。

こういったことをやっています。今回の結果から見えることは・・・
〔中1〕中1後半に入ると、一気に英語の得点力に差が出てくる。特に冬からの入塾生は、こういった実力テスト系の問題にほとんど対応できていない。
〔中2〕数学、英語とも平均点ベースで上昇してきている。数学は全国平均を大きく上回ってきた。Sのアドバンステスト、Aの個別演習時間が効いている。
〔中3〕5科総合だと強いが、3科だとやや弱い。
 ※偏差値60以上の塾生人数 英15人・数18人・国18人・理31人・社55人
 ※塾生の5科平均点313点(全国平均は286点)
今回のテストは、どちらかといえば、私立高校入試向けの問題内容だった。福岡県の公立高校入試問題とは、その質が大きく異なるので、生徒が油断しないように注意が必要。


今日から、福岡大学の入試が始まりました。
明日からは、西南大学の入試も始まります。高3生、がんばれ!!
中3は、明後日、私立高校一般・前期入試。来週頭に公立高校推薦入試と続きます。

※中学入試の全結果については、ちくしんニュースをどうぞ。
http://www.chikushin-smile.jp/news/index.html#1233650809


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全国模試の結果から(塾生成績についての一考察)_e0114015_1955487.jpg◇ちくしの進学教室 公式ホームページ
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教育関連news http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090204-00000040-yom-pol
by ch-imai | 2009-02-04 16:39 | ちくしんドキュメント