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2009年 03月 25日 ( 1 )

日本人と自然の共生

今日の新聞を見ていて、おおっ!と思いました。
最近、私がずっと気になっていた言葉が目に飛び込んできたからです。

ズバリそれは「里山」です。ちょっとした里山ブームが日本各地で起こりつつあるようなそんな気がしませんか。「里山」だけじゃなく、最近では「里海」「里浜」という言葉も出てきました。
※ただ、携帯のメールなどでは、「さとやま」は「里山」にすぐ変換できますが、「さとうみ」の方は・・・。一発で変換されません。「砂糖水?(さとうみず?)」とかリストに上がってきちゃいます(笑)

e0114015_22351247.jpg新聞記事関連サイト 【にほんの里100選】 http://www.sato100.com/index.html

京大大学院教授(景観生態学)森本幸裕氏はこのサイトの中で「里は全体としてまとまりのある美しさを示しており、含蓄のある言葉だ。里の中身を問い、深化させていきたい」とコメントしています。
福岡では、星野村や和白干潟が登録されてましたよ。九州では、阿蘇のカルデラや日田などがエントリーされてますね。うちの実家(兵庫)のあたりも、いい里山いっぱいあるのになぁと思いました。小さい頃、よくクワガタ取りに行ってた小学校の裏山とか、加古川の上流あたりとか、それはそれは素晴らしい里山です。

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さて、いろいろ調べてみると、日本の国土の約4割が里山らしいのです。そもそも、この言葉、昔からあるようですけど、意外と新しい言葉です。おまけに里山の定義もイマイチはっきりしないわけなんですよね。で、里山とは何か?

「奥山」と「人里」の中間が「里山」。人の手が全く入っていない原生林みたいなところは、里山ではありません。人里近くにある人間生活と結びつい林みたいなイメージでいいと思いますね。そこでは、ある程度、人間が自然に関わりをもって仲良く暮らしていることで、結果的に、植物や生物の生態系がバランスよく保たれてきたということです。
近年、その里山を守ろう!という運動が起こっている理由は、環境破壊の行き過ぎというよりも、過疎化や高齢化が進み、人がいなくなっていることが原因になってきているようです。要するに、自然と関わっていくことができる「人」がいなくなってきた・・・という問題に直面しているんですね。
でも、まだまだ日本には、たくさん美しい里山がある。


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まとめとして。

「里」に対する関心の高まりの要因は、「自然と人間との共生」という環境保護的な側面だけではなく、「渇いた現代社会への反動」であり、「日本人が日本の良さに気づき始めた証である」とも言えるのではないか、私はそんなふうに思っています。

「里」は、英語に言い換えるのが難しい日本語だと思いませんか。
villageか、the countryか、hometown か、それとも他に適切な語があるのでしょうか、よくわかりませんが、どの単語も日本人の感覚ではピタッときませんよね。この「里」という語は、多様な意味を併せ持つ日本語であることは間違いありません。感情を表す語ではないのに、感情が溢れ出してくる独特の言葉なのです。
里を見つめ直すという動きは、日本文化の素晴らしさを再発見することにつながっていくと思います。各地でそういう運動が盛り上がっていくといいなぁと思ってます。

※娘の名を「里音(りお)」にしたのは、画数だけで選んだわけじゃないんですよ~(笑)

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by ch-imai | 2009-03-25 22:46 | imaism