人気ブログランキング |

2011年 01月 13日 ( 1 )

◆「挑戦」 恩師の言葉


055.gif大切に書き留めておきたいことがあります。

ここが私の「原点」のような気がします。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



先日、高校野球部のOB会に出席するため、
急きょ兵庫へ帰省しました。


二十数年ぶりの恩師との再会。

まるで夢の世界にいるような、そんな時間でした。




先生から野球をご指導いただいたのは、
高3の春から夏までのわずか4ヶ月。


あの頃、「教職の道を歩み、野球部の監督に・・・」と思い描いた夢は夢のまま終わりましたが、先生との出会いによって、その道を歩む決意を強くしたことを思い出します。


こんなに年月を重ねた今でも、もしかすると、先生の厳しい指導や温かい言葉を励みに生きているのかもしれない、と思うことさえあります。




(22年前の春)

「ほんまやった、ほんまにうちの高校に来られたんや・・・」


高3の春、先生がグランドに出てこられたときのドキドキ感、今でも覚えています。

その1ヶ月くらい前だったでしょうか、転勤でうちの高校に来られるという噂が流れ、そんなことないやろと思っていたのですが、その噂は本当だったのです。


バッティングゲージの後ろから初めて声をかけていただいた言葉は、「今井はバンドに自信あるんか?」でした。名前で呼んでもらったのが素直に嬉しかった記憶があります。


高2の夏の兵庫県大会は、先生が率いられていた社高校と対戦して敗れ、その1ヵ月後の新人戦地区大会は、うち(小野高校)が社にリベンジしました。

そういう過去の対戦経験もあって、私たちは先生のことをよく存じ上げていましたが、実は、私はもっと以前から、一方的に先生を知っていました。




小6のとき、私が所属していた少年野球チームの監督が明石球場に連れてってくださったことがあります。高校野球を初めて生で見たのですが、そのとき観戦したのが社高校の試合だったのです。試合終了後、少年野球の監督がスタンドの上から勝利した社高校の監督に向かって、いきなりドデカイ声で「おめでとう!」と声をかけられたのでビックリしました。(先生方二人とも社高校の野球部出身で共に汗を流した間柄だったんです)
社高校の監督はスタンドを見上げて笑顔で何か言い返されましたが、その言葉は聞き取れませんでした。でも、そのユニフォーム姿がとても格好よかった。


それが恩師となる森脇先生。


6年後、憧れだった先生と同じグランドに立っている・・・

なんてこと、
小学生だった私に想像できるはずもありません。


でも、高3の春、それが現実となりました。



今となれば全ていい思い出ですが、練習中だけでなく試合中もこっぴどく叱られたこともありましたね。ベンチに下げられた苦い体験もあります。

ただ、二十数年経った今も、深く刻まれている思い出は、意外かもしれませんが、それは野球ではなく、高校の「卒業式」の日に先生が私に言ってくださった言葉なのです。




(21年前の春)

卒業式が終わった後、野球部のメンバーであいさつに伺ったときのこと。

私が大学進学で福岡行きが決まったと伝えたとき、
先生は優しくこう言ってくださいました。


「福岡は住みやすくてええとこらしいよ。弟も言いよったわ。平和台に行って弟を訪ねてみたらいい。たまには帰ってこいな、がんばれよ!」と。


034.gif先生の弟さんはホークスの内野手として活躍された森脇浩司選手。今期からジャイアンツのコーチになられますが、ホークスの王監督が病で倒れられたときに監督代行を務められたあの男前・森脇コーチです。


このときのこと、
私は一生忘れないでしょう。


ありがとうございました、先生。


先生はその後10年ほど小野高校で勤務された後、社高校にお戻りになられ、7年前の春のセンバツ高校野球で念願の甲子園初出場を果たされました。

あれよあれよと社高校は勝ち進み、甲子園ベスト4まで進む快進撃!!


嬉しくて嬉しくて、テレビで勝利監督インタビューに答える先生の姿にかじりついていました。
「先生、おめでとうございます。さすが、先生!」と何度もつぶやいてました。



(この前の日曜日、2011年1月9日)

野球部同窓会の開始時刻に遅れてしまいましたが、新幹線とJRとを乗り継ぎ、なんとか兵庫県西脇市に到着。博多から4時間ちょっとかかりました。


21年ぶりの再会。緊張しました。


目が合った瞬間、最初の一声を先生の方からかけてくださいました。

「おぉー、2番セカンド今井か!福岡からか?!」


覚えていてくださったことに、ただただ感激して、何と受け答えしたのか、自分の言葉は覚えていません。少しお痩せになられてましたが、表情も声のトーンもあの頃のままでした。


私の弟もお世話になりましたのでそのお礼と、来れなかった同級生のこと、この2つだけ手短に伝え、握手を交わし、お土産に買ってきた「博多とおりもん」を手渡しました。もうそれだけで十分幸せでしたが、もう一言、私にはどうしても言いたかったことが残っていました。


楽しい仲間との時間はあっという間に過ぎ、いよいよお開きの時間が近づきました。

各世代のキャプテンからお礼の言葉を述べた後、花束の贈呈へ。

その大役、私、務めさせていただきました。花束を渡す前に、じゃあ一言どうぞ(^^;ということで、卒業式の日の「あの言葉」をみんなに紹介し、長年の感謝の気持ちを伝えることができました。先生は穏やかな笑顔で、「ありがとう」と言ってくださいました。




そして、会のフィナーレは、もちろん先生からのお話。

とても懐かしい感じがしました。



あの頃よりもぐっと距離が近づいた和やかな雰囲気の中、先生は静かに話し始められました。その中で、「今はこれまで苦手だったことに挑戦中だ」とおっしゃられた言葉が私の心に突き刺さりました。高校野球の監督を勇退された今、新たな目標に「挑戦」されている先生の姿に勇気をもらい、福岡に帰ってきました。


e0114015_15522887.jpg


先生!

「博多とおりもん」召し上がっていただきましたか(^^:

私も福岡で挑戦していきます。
がんばります。




001.gif今回企画してくれた仲間や後輩のみんな、ありがとう。また、夏に野球やろう!
 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

e0114015_1955487.jpg◇ちくしの進学教室 公式ホームページ
◇喋ログ.TV ちくしんスタッフとその愉快な仲間たちが
本音を語る動画サイト。参加者希望者?随時受付中(笑)

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
by ch-imai | 2011-01-13 16:49 | imaism